遺書のような、雑文のような。

これが私の生きた証。閲覧等々は自己責任で。

座右の銘の話

この記事は毎日おまる Advent Calendar 2020 - Adventar 16日目の記事です。

 

今回のラインナップの中で、正直もっと書くことあるやろって思っていたのが今回のテーマなのですが、

ちょうどよくバイト先で蟹工船みたいなことが起こったので

ラッキーって思いながら書きます

 

私の座右の銘は「涙を流す前に血を流せ」です

これは読んで字のごとく、悲しい・悔しいって泣く前に

血が出るくらいに努力しなさいってことです

これは高校生の時から変わっていません

 

そうしてこんな座右の銘が生まれたのも、親の教育の賜物です

親は私に妥協を許さなかったです

泣くことも許さなかった

寝てる暇があるなら努力しなさい、という人でした

(そんな教育からこんな人間ができてしまうのも悲しいものだが)

 

お父さんの口癖は「血反吐を吐くまでやれ」でした

指導の一環で普通に手が出るし、

泣くと家の外に出されるし

巨人の星まではいかないけれど、割とスパルタな家だったと思います

 

何かの実現のために、つらいことを味わってきた

つまりは、何かの実現のためにはつらさは不可欠だ、という思考だったので

才能や器用という言葉が大嫌いでした

 

だから、努力が必ずしも報われないスポーツものは見れなかったし

敵が味方になるように誰かの信念が変わってしまうようなお話も嫌いでした

 

私が中高部活をしている時や、大学に受かった時、そして性格のことをいわれたとき

「どうして人をうらやむ前に努力をしないのだろうか」

と疑問に思うことがしばしばありました

 

努力が必ず実る、とはいわないです、私も実らなかった努力がありますから

でも努力をしない限りはスタートラインに立てないと思っています

何を努力と定義するかは私にもちゃんとわかっていないけれど

とりあえず時間と心をかけることが大事だと思っていたし

そうしない限り、そのことをやっていると言ってはいけないと考えていました

 

昨年、妹が鬱になり、不登校になりました

家族が言うには、「頑張れない」そうです

親の教育方針も全く変わってしまった

時折、あの頃はごめんね、と親に謝られますが

私としては謝らないで欲しい

こんな私を作ったのはあなたたちの教育のおかげなのだから

謝ることはなんとなく私を否定されている気がして

あのときのように、絶対に私達は間違っていない、といったスタンスの親でいて欲しかった

 

そして、「頑張れない」の意味が私にはわからなかった

結果を出すことは大変です、必ず出る確証もないですし

でも、何かに時間や心をかけることはできるだろう、と

妹の宿題をやって欲しい、といわれる度に

そんなの時間かければいつかは出来るじゃないか、どうしてやらないんだ

と内心ではイライラしていました

答が解けなくても、解を出そうとすることはできると思っていたからです

やろうとすることなんて、その気になれば出来ることだと私は思っていたからです

 

でも妹を見ていると、世の中には頑張らないことをなんとも思わない人もいるんだと思いました

実の姉なのにこんな風にしか感じないのは、やっぱり妹の態度は私にとっては違うと思うからです

自分が何かをしない分苦しむ人がいると言うことをわからない人もいるんだと気づきました

それはバイトしかり、職場しかり

 

私もきっとそうしてしまったことが多々あるんだと思います

だからはっきりとは語れないです

 

大学までバスケに携わっていたくせに、最近になって

チームプレイという言葉が嫌いな事に気付きました

自分1人が努力したからと言ってどうにかならない

周りによって自身の感情が左右されるのが疲れたからです

 

人は1人では生きていけないし、

1人で出来ないことも人が集まることで出来ることがあります 

でも、自分の結果を誰かの努力に委ねなくてはいけないのは

なんとなくいやなのかもしれないです

 最近マインドが変わってきて、私は私のために頑張ろうと思いました

誰かのために頑張ることも自分の判断

周りがサボっていても、それで周りに心配されたとしても

自分がしたい限りはするし、いやだなぁってなったらやめる

 

どんだけ周りに気を遣っていても

その分寿命が延びるわけでもないし

その人が死に目に会ってくれるとは限らないから

それに私が一番私のことを認めてあげられるのだから

 

p.s

去年は

「誰かの好きな自分はきっと私の好きな自分」

だったのでそこから比べると自分勝手になりましたね

ずいぶんと扱いにくくなってしまった

 

BGM/

忘れて花束/indigo la End

東京テディベア/Neru

九龍イドラ/トーマ

ドライアイス/ハルカトミユキ

ビーナス/女王蜂