遺書のような、雑文のような。

これが私の生きた証。閲覧等々は自己責任で。

本の話

この記事は毎日おまる Advent Calendar 2020 - Adventar 17日目の記事です。 

 

今回もきっとためになる楽しい話です(CV:もう中学生)

今日、尊敬してやまないポルカドットスティングレイのアルバムをゲットしたのでうきうきしてます、わーい

今回は私が好きな本について書きます

(学類っぽいね~~~~)

興味があったら是非呼んでみてくださいね

 

1.金閣寺/三島由紀夫

→綺麗なものに対する感情の書き方が好き

人の心の汚さとかとそんなことなんてつゆ知らずでただただ美しい金閣の描写がすき

この対比が本当に素晴らしい

『花ざかりの森』でかく描写の美しさとは正反対に違うんだよなぁ

(『花ざかりの森』は短めで情景描写が多いので読みやすいと思います)

 

2.GO!GO!モンスター/松本大洋

→この人と言えば『鉄コン筋クリート』や『ピンポン』が有名なのですが実はこれが一番好き

1つ1つの季節の描写や、丁寧な背景の描き方がすき

『Sunny』しかり、文字には出ないけど伝わってくる心理描写が美しい

 

3.グリーン・レクイエム/新井素子

→人が光合成をする話、所々の軽い表現で小説を読んでいる感じがしないけど

話の内容としては割と重ため

作者としては続編の緑幻想の方が読んで!って感じらしいんですけど

正直こっちがおすすめ、、、笑

星へ行く船』に収録のキリンソウの話も良いので、グリーン・レクイエムにはまったら読んでください

 

4.橋ものがたり/藤沢周平

→これの「約束」という話が本当にすてきです

話自体は短いんですけど、情景がすらすら浮かぶ

これを超える恋愛小説(小説と言うほどの長さでもない)はまだ出会えていないです

 

5.完璧な病室/小川洋子

→『檸檬』とはまた異なる鬱小説

両方セットで読むことをおすすめします

ぜひ、ビーフシチューをディナーに選んで欲しい

 

6.わたしは真夜中/糸井のぞ

→バイトと司書と添い寝の話

男女の三角関係メインで話しますが、いろいろ伏線を含む周りの描写も良い

めちゃくちゃ原稿料払うので、そこについて書いてほしさもある

 

7.偽恋愛小説家/森晶麿

→メインストーリーより事件ごとのサブストーリーが良い

この作者の知識量がすごい

一番好きなのは眠り姫の話

 

8.夢水清志郎シリーズ/はやみねかおる

→大人になったときと子どものころと受け取るメッセージが違っていてすごい

児童書のくくりで、親子共々に何かを伝えられるのが本当にすごい

親にも読ませたい

一番好きなのは、なんだかんだ「そして五人がいなくなる」かもしれない

漫画版で言えば、やはり「亡霊は夜歩く」は外せないです

 

割と雑食でいろいろ読むので

おすすめがあったらDMでもエアリプでも教えてくれるとうれしいです

 

BGM/

Marble/Ken Arai

Searching/☆Taku Takahashi

吉原ラメント/重音テト

Vanilla/ハルカトミユキ

人魚/ポルカドットスティングレイ

MAD HEAD LOVE/米津玄師